月経困難症治療剤 ジェミーナ®配合錠 ノーベルファーマ株式会社 あすか製薬株式会社
Q&AQ&A

Q&A

服用について

Q1
喫煙している場合にジェミーナ®配合錠は投与できますか?

  • 35歳以上で1日15本以上の喫煙者は禁忌です。
  • 上記を除く喫煙者は慎重投与です。
  • 心血管系障害のリスクは、1日の喫煙本数の増加とともに増大することが知られており、1日15本未満の場合でも喫煙は推奨出来ません。ジェミーナ®配合錠を服用している間は、禁煙するよう患者様への指導をお願いいたします。

Q2
ジェミーナ®配合錠を飲み忘れた場合はどうすればよいですか?

  • 前日の飲み忘れに気付いた場合
    直ちに前日の飲み忘れた錠剤を服用し、当日の錠剤も通常の服薬時刻に服用するよう指導してください。
  • 2日以上の飲み忘れに気付いた場合
    気付いた時点で前日分の1錠を服用し、当日の錠剤も通常の服薬時刻に服用し、その後は当初のスケジュールどおり服用を継続するよう指導してください。

Q3
ジェミーナ®配合錠は何歳まで使用できますか?

  • 一般に血栓症等の心血管系障害が発生するリスクは年齢とともに上昇するとされています。
  • WHOの疫学調査の結果、経口避妊薬を服用していない女性と比較すると心筋梗塞のリスクはヨーロッパで5.01倍、発展途上国では4.78倍との報告があり1)、他にも経口避妊薬を服用した場合の心筋梗塞のリスク2.26倍との報告があります2)
    また、外国女性で15~19歳の静脈血栓症リスクを1.0とした場合、20~24歳で1.32、25~29歳で1.99、30~34歳で2.91、35~39歳で4.01、40~44歳で5.29、45~49歳で6.58と、加齢とともに上昇するとの報告があります3)
    したがって、40歳以上の患者に対しては心血管系の障害の発生を十分考慮し、本剤を慎重に投与する必要があります。 1) WHO. Lancet 1997; 349: 1202-1209.
    2) Lewis MA, et al. Contraception 1997; 56: 129-140.
    3) Lidegaard Ø, et al. BMJ. 2011; 343: d6423.

Q4
ジェミーナ®配合錠は市販の風邪薬と併用できますか?

  • アセトアミノフェンは、添付文書で併用注意となっています。そのため、アセトアミノフェンを含む市販薬との併用は注意が必要です。

調剤・投薬について

Q5
ジェミーナ®配合錠をPTPシートから取り出し一包化してもよいですか?

  • 貯法が遮光となっていますので、PTPからは取り出さないようにしてください。

Q6
ジェミーナ®配合錠は粉砕して投与ができますか?

  • 粉砕を想定しておらず、粉砕した状態での安定性並びに有効性・安全性を検討したデータがございません。従いまして、粉砕はお勧めできません。

Q7
ジェミーナ®配合錠のPTPシートにはプラセボが入っていますか?

  • 21錠PTPシートならびに28錠PTPシート共に、プラセボは入っていません。

Q8
ジェミーナ®配合錠は1回あたりどれくらい処方できますか?

  • 厚生労働省告示第310号(平成30年8月28日付)に基づき、本剤は薬価収載後1年を経過する月の末日(2019年8月31日)までは、投薬期間は1回14日分ではなく、1回30日分を限度とされています。

その他

Q9
血栓症が疑われる症状とは?

  • 血栓症を疑う症状には下記のようなものがございます。患者様には、ジェミーナ®配合錠を服用している間は、患者携帯カードを常に持ち歩き、他診療科、医療機関を受診する際には、本カードを提示いただくよう指導をお願いします。
  • 突然の⾜の痛み・腫れ、⼿⾜の脱⼒・まひ、突然の息切れ、押しつぶされるような胸の痛み、激しい頭痛、舌のもつれ・しゃべりにくい、突然の視⼒障害(⾒えにくいところがある、視野が狭くなる)など(患者携帯カードで「すぐに飲むのをやめて救急医療機関を受診してください」の症状)
  • ⾜の痛み・腫れ・しびれ・発⾚・ほてり、頭痛、吐き気・嘔吐(おうと) など(患者携帯カードで「症状が軽くても飲むのをやめてすぐに医師に相談してください。」の症状)
  • 体を動かせない、脱⽔ など(患者携帯カードで「飲むのをやめてすぐに医師に相談してください。」の症状)
    なお、⻑時間同じ姿勢でいたり、⽔分が不⾜したりすると⾎栓症が起こりやすくなります。患者様には適度に体を動かしたり、こまめに水分をとるよう指導をお願いします。

Q10
手術の前後、産後は、ジェミーナ®配合錠の服用はどのくらいの期間休薬が必要ですか?

  • 手術前4 週以内、術後2 週以内、産後4 週以内及び長期間安静状態の場合は禁忌です。
  • 外国において経口避妊薬を6ヵ月間服用後中止し、服用前、服用6ヵ月目(中止時点)、中止後1、2、4、6、8、12 週目に血液凝固系検査を行った結果、凝固系検査値の服用前への回復時期は服用中止後4週間必要との報告があります4)。また、経口避妊薬服用により、手術後の血栓塞栓症の発症の危険性が2~4倍に増加するとの報告もあります5)。手術後の血液凝固能・線溶能の異常も2週間でほぼ正常閾値内に戻ると考えられています6)4) Robinson GE, et al. Br Med J. 1991; 302: 269-271.
    5) Vessey MP, et al. Br Med J. 1970; 3: 123-126.
    6) 篠木信敏ほか,Medicina 1996; 33: 1308-1310.

Q11
ジェミーナ®配合錠中止後、月経回復までは何日間ですか?

  • 第三相長期投与比較試験では、本剤投与終了日から月経回復までの平均日数は、約32日間でした。全症例で月経の回復が確認されました。

Q12
ジェミーナ®配合錠を避妊薬として使用できますか?

  • ジェミーナ®配合錠は月経困難症の治療薬として承認されているため、避妊目的では使用できません。
    避妊を目的とする場合には、経口避妊薬として承認されている薬剤を使用してください。また、治療中に避妊の必要がある場合には、ホルモン剤以外の他の避妊法を併用してください。
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